「ブロックでメカ遊び」こども理科教室を開催しました
今回のテーマはブロックでメカ遊び。レゴのロボット用パーツを使用してメカニズムの基本を学びました。
宮嶋財団では毎年4年生以上を対象にロボット教室を行っています。子どもたちはプログラムづくりはすぐ上手になるのですが、メカを作るのは苦手とする子が多いようです。おもちゃがブラックボックス化して、メカに触れる機会が減っているのかもしれませんね。
今回はメカニズムの基本要素である、ギアやクランク、リンク機構をブロックで実際に作り、直感的にメカニズムを理解できるカリキュラムを作成しました。
大ギア小ギアの使い方
ギアによるスピードの変化、力の変化を確かめます。
パンタグラフとクランク
パンタグラフ機構にクランクをつけます。クリーム色のつまみを回すことでパタパタと往復運動をします。
ウォームギアとリンク機構
力が90度変わることを確かめます。またリンク機構で平行にアームが上下する動きも確かめます。
平面から立体を把握することもトレーニング。オリジナル説明書を見ながらメカを作り上げます。初めての製作なので戸惑いも多かったようですが後半は見学のお父さんたちにも応援してもらいチャレンジします。気づけばお父さんたちのほうが夢中になってたり!?
こども達の評価もとても良く、来年度もこのメカ遊びを続けようと思っています。