子ども理科教室レポート「レゴでメカ遊び」

子どもたちに大人気の「レゴブロック」。
実はレゴブロックのパーツには様々な歯車などが入っており、手軽にメカニズムの基本を学ぶことができます。
今回は、このレゴブロックを使ったメカづくりを楽しみます。

【リンク機構とギアの装置】
まずは、リンク機構とギアを使った装置の製作にチャレンジします。レゴブロックとはいえども初めてのパーツばかりです。また、組立図を初めて見る子もたくさんいました。

組立図1

保護者の方にも手伝っていただきながら組み立てを行います。

親子で組み立て

出来上がった機構を実際に動かしてみます。手でギアを回した分だけ動きますのでこどもたちにも感覚的に仕組みがわかります。

組み立てることで仕組みがわかる

【ゴム動力車】
後半はゴム動力車。組み立て工程は先ほど作ったリンク機構とギアに比べるとおよそ二倍。初心者にはちょっと大変な作業だったかもしれません。

ゴム動力車

それでも説明書を見ながら、丁寧に組み立てていくと・・・時間はかかりましたが無事全員完成。

組立図2

組立図3

今回作った車は床の上でバックさせるとゴムが伸びギアに巻かれ、手を離すと勢いよく走るメカニズムを搭載しました。

まっすぐ走れ!

カラ回り機構(ラチェット)が入っており、ゴムが戻った後も車輪が回り続けます。
市販品だとボックスに入っていて見えない部分も、レゴで作れば仕組みが一目瞭然です。

ラチェット機構

早く作り上げた子はタイヤを付け替えたり、ゴムを増やしたりて改造を楽しみました。

完成!