2019ちびっこロボット教室スタート!

令和元年5月5日。
いよいよ2019年度の宮嶋財団ちびっこロボット教室がスタートしました。
今年も昨年に引き続き、ひと教室15名×3回の45名の小学1~3年生が、LEGO ロボでさまざまな課題に取り組んでいきます。

ちびっこロボット教室も4年目を迎え、リピート受講者(昨年度修了後に再受講希望者)も増えました。これは「学びは繰り返した方が、自分の成長に気づき、より深まる」という考えに基づいています。
ほぼ1年ぶりに会うリピータさんに「え!こんなに大きくなったんだ」と思わず声をかけてしまいます。

そしていざ教室スタートです。
ただ「ロボットで楽しい!」だけじゃなく、宮嶋財団の礎となった宮嶋利治翁の思いや、ロボットを通じて身に付けて欲しい力などについてしっかりご理解いただいた上でスタートするのがこの教室。
村山理事長の話
村山忍理事長から子どもたち、親御さんたちへの熱い思いのこもったお話や、講師・吉田からの毎年恒例の長~い話(今年は昨年の世界大会についての話もあったので、いつもよりもうちょっと長かったかも)が最初にありました。

そしていよいよ、実際にブロックパーツ、ロボットパーツを触っていきます。
2回目、3回目の参加の子どもたちは慣れた手つきで、初めての子たちはちょっと緊張気味にパーツの付け外しを行っていきます。

第1回目の課題は、毎年の恒例になってきたロボットボーリング。

5、6メートル先にあるボーリングピンをめがけて、ロボットを走らせますが、ちょっとの調整で大きくずれていくことも。

走らせるだけでなく、カスタマイズでより多くのピンを倒すべく、改造ににも余念がありません。

デザインにこだわる子、横幅を最大限広げて物理的なストライクゾーンを広げる子、置き方に細心の注意を払う子、それぞれのこだわりが見える時間です。
成功することより、失敗しても、できなくても、時間配分に失敗しても、思考した時間は子どもたちを次のステップへと進めてくれる大切な踏み台です。この日もそれぞれのこだわりを存分に深めました。

最後に自分でつけたパーツを外して、元の場所に戻してから終わりとなります。分解と片付けはパーツの扱いや、それぞれのパーツの違いを知ることにもなります。
ここまで教室は終了です。

また、ちびっこロボット教室では、今年から連絡に「LINE公式アカウント」を導入しました。荒天などの際の緊急連絡や、よりきめ細かい対応を目指しています。