7月20日第12回 科学技術におけるロボット教育シンポジウム

2019年7月20日
「第12回 科学技術におけるロボット教育シンポジウム」が科学技術館(東京都千代田区)にて開催されました。
ロボットを活用した教育カリキュラム、体制、手法等の各現場における教育実践内容発表を通じて、ロボット教育指導者の質を高め裾野を広げることを目的として行われています。

今回、宮嶋財団には、本年で4年目をむかえた【宮嶋財団ちびっこロボット教室】についてのレポートを通じて「低学年向けのロボット教育について話をしてほしい」という依頼がありました。
その依頼をうけて、当日は「小学1年生からのEV3ソフトウェア」と題してロボット教室講師の吉田秀人氏が発表を行ってきました。
当日の発表資料については「第12回 科学技術におけるロボット教育シンポジウム 事例論文集」としてまとめられております。

シンポジウムではさまざまなロボット教室からの実践発表をはじめ
日産自動車(株) プラットフォーム計画・車両要素技術開発本部中村 哲也 氏による「科学や技術をお客様価値とするためには〜自動運転とその応用〜」、アイシン精機株式会社アイシン高等学園 学園長 横井 延年 氏による「グローバルに活躍できる人材の育成」と題した特別講演も行われ、ロボット教育で育っていった子どもたちがたどり着く社会の中で求められる人材像についても学ぶことができました。

最後には参加者全員によるプレゼンワークショップが行われ、また終了後も懇親会が開催され、ロボット教育の第一線に立つ指導者同士の結びつきを深めることもできました。

https://www.wroj.org/symposium/