【5】今後の事業について
「八代・坂田家資料」は〝坂田家〟という1つの「家資料」であると同時に、近代、明治時代以降の素封家(そほうか)や大地主の立場や活動、各時代の国や地方の政治・経済などの社会実態、そして各時代の地域の風俗や文化などを知るためのかけがえのない重要な『記録遺産』ともいえます。
そのような考えから、私たち宮嶋利治学術財団としては将来的にこれら資料群を『八代・坂田記念文庫』として取りまとめていきたいと思っています。
【写真・八代市植柳下町にある坂田家。近代・八代の歩みを見ていく上で、坂田家は欠くことができない存在ともいえる】 (担当・園田)