2020年ロボット教室3日目

ロボットの組立練習から。役割を逆にして。

ロボットの組み立てからスタートしますが、前回と立場を交代。

一人は組立、もう一人はPCの図を見ながら指示を出すバディー練習。慣れてきたのかスピード感のあるチームが増えてきました。

ロボットに関心の高い子供達には会話が苦手なことが多いようです。ここで慣れていくことが課題解決のスピード感を上げていきます。

フローチャートを書こう

さまざまなプログラム言語がありますが、一つのプログラム言語が何十年も使えることはあり得ません。

ここで学ぶことは考え方(アルゴリズム)。いくらプログラム言語が変わろうと考え方は決して変わりません。

与えられた課題を自分たちなりに解釈してフローチャートを書いて考え方を整理します。書かれたものを見てみると彼らの思考がよく見えてきます。

また、フィールドは実測を禁止して、縮尺図のみにしました。縮尺図は大まかな寸法が書いてありますが、記載されていない長さは計算が必要です。または、推測して決定する場面もあります。これは数学(算数)や技術的要素を体験するためにあえて行っていることです。

考えがそれぞれある!

フローチャートに従ってコードを入力したロボットを実際に動かします。
写真であるように黄色ブロックを黄色エリアに持っていくだけの簡単なものです。

当初は前進、左90度、前進の3つの処理で出来るようにと講師側は考えていました。

しかし、子供たちは逆に発進したり、線に沿わせる、またはブロックを置くだけではなくスタート地点に戻ってくるなど様々なルート設定をしてきました。まさに「答えはひとつではない」ということです。

たくさんの失敗もありました、距離単位をmmとcmを間違えたり、右左が逆など。ロボットの動きを観察し、何度も修正していきました。

アッとゆう間の90分授業でしたが、次回に向けてのモチベーションがしっかりとUP。次回はもっと複雑なルートをチャレンジしていきます。