2016理科教室2回目 水の科学を実験。
2016年7月24日の宮嶋財団理科教室のテーマは「水の科学を実験しよう」
水はもっとも身近な物質ですが、意外と知られていないことがたくさんあります。
今回はその中でも面白さを体験できる水圧と表面張力にクローズアップした実験をいくつか準備しました。
まずはサイホンの実験。ホースに水を入れてから、水差しに差し込むと水が流れます。
ホースの先を起用に指で止めないとうまく流れません。2人で協力しながら実験をします。
次はサイホンコップを作ります。水がコップのふちまでたまると突然水が流れ出し全部なくなってしまいます。
このコップは自分たちで作りました。
水いっぱいのコップに紙を置くと、逆さまにしても落ちません。コップの水圧より大気圧が大きいことにより起こる現象です。
失敗すると水がこぼれるので、スリルがある実験でした。
上手にコップを逆さまにできた子は、さらに水いっぱいのコップを金網の上におくチャレンジに挑戦。
上級生は大きなコップでも成功していました。
表面張力の実験。紙皿を撥水加工したものを準備。色水を落としてみると水滴が踊るように滑っていきます。
何粒もポロポロと落として、その動きを楽しみます。
ラストは1円玉を浮かせる実験。これも水の表面張力を利用。
最初は失敗しても何度もトライすることでコツがつかめます。
TVで見たことがあるような実験でも、実際に自分で体験すると感動は大きいものです。