2019年ちびっこロボット教室第6・7回
2019年6月16日ちびっこロボット教室6回目。
2019年6月30日ちびっこロボット教室7回目。
この2回については内容がほぼ同じだったためまとめてレポートさせていただきます。
第5回までの間にちびっこロボット教室で学ぶ技術はすべて終わったため、これからは最終回の成果発表に向けて深めていく時間です。
それぞれの課題をクリアするために、これまで練習してきたことをいかに発揮するか、学んできたことを生かしていきます。
また、技術だけでなく「最終回の発表のために、自分の意志で課題に取り組む力」が試されるなかなか大変な時間です。
自律心が育つ過程においては、見えない時間の流れを体感して、未来の自分のために取り組むことは難しいと言われています。
特に低学年では、2~4週間先の成果発表に向けて課題解決を行っていくというのはとても大変なことです。
だからこそ、目の前の小さな課題のクリアという小さな喜びを積み上げながら、気が付けば大きな課題をクリアしていくことを目指しています。
子どもたちは、課題のクリアに向かってスタートからゴールまで一気にプログラムを書き上げようとすることが多いようです。
ですが、たいていの場合は最初から最後まで一度にできあがることはありません。
その様子を見守りながらも課題の細分化をサポートしていきます。
「まずはスタートから曲がるところまで」
「曲がったらブロックのところまで進む」
など、小さな課題に切り分けていくとほとんどの子どもたちはクリアできます。
その小さな成功体験を感じていく中で、いつの間にか課題が半分終わり、いつのまにかすべてクリアしている。
このような過程を経て「大きな問題も一歩ずつ進めば解決していける」という体験を積み重ねていきます。
(きょうだいさんじゃないけど、偶然同じTシャツを着てきた二人を激写しました)